3月 一般展示『春なのに…』
春は、華やかなだけではありません。
- 「旅立ちの日に」 清水 晴木/著 中央公論新社
- 挫折し故郷に戻ったバレリーナと寄り添う書道講師、余命宣告を受けた元妻と数十年ぶりに偶然再会した男…。小さな港町・金谷を舞台に、約30年に亘って紡がれる出会いと別れ、そして奇跡と再生の物語。
- 「四月の岸辺」 湯浅 真尋/著 講談社
- 「私」は、スカートをはいて通った小学校を卒業し、詰襟を着て中学校に通い始めた。みずからを「森の子ども」と呼ぶクラスメイトの少女と、ささやかな交流が始まるが…。表題作など全2編を収録する。『群像』掲載を書籍化。
群像新人文学賞優秀作。 - 「箱とキツネと、パイナップル」 村木 美涼/著 新潮社
- 大学を卒業したばかりの僕の新居は、一見普通のアパート・カスミ荘。でも住人は揃って個性豊かだし、怪現象も続く。この土地はキツネに祟られているという噂まであるらしい。一体ここはどうなってるの!?
新潮ミステリー大賞優秀賞
3月 児童展示『なかないもん』
かなしいけれどなかないもん!
- 『げんきだしていこう!のおまじない』 西平 あかね/文・絵 (大日本図書)
- 猫があーちゃんに、「ほっとけほっとけほっとけーきのふとんがふっとんだ〜」というおまじないを教えてくれました。一緒にやってみると、すっかり晴れ晴れいい気分になり…。読むとほっこり元気になる絵本。
- 『ぼくとクッキーさよならまたね』 かさい まり/作・絵 (ひさかたチャイルド)
- なかよしのクッキーが明日ひっこしするなんて…。さよならって言ってもまた会えた。いつもいつもまた会えた。でも今度のさよならはもう会えない。さよならなんて僕いやだよ。
- 『ねえだっこして』 竹下 文子/文 (金の星社)
- お母さんのおひざは世界一すてき。お母さんのだっこは世界一やさしい。わたしだってお母さんにだっこしてほしい。ねえ、お母さん、お母さん…。お母さんと赤ちゃんを見つめる猫の切ない気持ちを描く。
配架図(展示コーナー)
