2月 時事展示『昭和100年!』
2025年は昭和でいえば昭和100年にあたります。この100年は日本にとってどういう時代だったのかを振り返ってみると、近現代史のキーワードがたくさん出てくると思います。戦前、戦中、戦後、高度経済成長、不況、そしてバブルへ――。「昭和」を知っている世代も知らない世代もぜひ「昭和」を体感してみてください。
- 「なんとなく、クリスタル」 田中 康夫/著 河出書房新社
- 1980年東京。大学に通うかたわらモデルを続ける由利。なに不自由ない豊かな生活、でも未来は少しだけ不透明。彼女の目から日本社会の豊かさとその終焉を予見した、永遠の名作。
- 「「太陽の塔」岡本太郎と7人の男(サムライ)たち」 平野 暁臣/著 青春出版社
- 太郎に選ばれた誇りと自負心、太郎との衝突、ビジネスを超えた無条件の情熱…。岡本太郎のもとで<太陽の塔>の建設に携わった男たちが、当事者しか知り得ない知られざる真実を語った証言集。
- 「全記録・昭和の終った日」 NHK報道局/編 日本放送出版協会
- 突然の吐血から崩御まで111日間は、NHKにとっても、前例のない総力戦だった。記者の取材メモは数万枚に及ぶだろう。取材の壁は、依然、厚かった。しかし、同時に、貴重な証言を得ることができた。総力取材・昭和天皇闘病の111日。舞台裏の真相を明かす。
1月・2月 作家展示 「追悼2024」
2024年にお亡くなりになった方々の著作や関連資料を展示しています。
1月上旬から。
- 「気くばりのすすめ」 鈴木 健二/著 さくら舎
- この世に弱者は存在しないのです。愛と感動を与えあう気くばりがあれば、人は誰でも人なのです-。「気くばりのすすめ」(正・続)から40年。91歳となった著者が、「気くばり」の原点について語る。
- 「永遠の今」 フジコ・ヘミング/著 フジコ・ヘミング/著
- お金がなければないなりの幸せがあるわ。心ひとつで、いつでも幸せになれる。隣の芝生がどうだろうと関係ない…。日常をこよなく愛する孤高のピアニストが、ピアノや人生のことなど、「今」の心境を語る。
- 「あっちゃん、」 西田 篤史/著 ザメディアジョン
- 広島の街で40年近く活動しているローカルタレント、西田篤史初の自伝。生い立ちから、これまで関わったラジオやテレビの番組のこと、多くの人との出会いまで、半生を振り返る。
▼展示中の資料一覧