秋会期の瀬戸内国際芸術祭で注目される瀬戸内海にちなんだ本を集めました。
ノミトリ粉、金銀の供出命令、カンパン、敵機来襲、モールス信号、肝油、蚊遣り火、宮城遙拝。それらが身近だった頃の「少国民」。明るくけなげでちょっとワル。少年少女たちの「太平洋戦争」を描く。
瀬戸内海を見渡す土地に建てられた、美術館、ヴィラ、レストランが一体となった複合施設「SIMOSE」。建築家・坂茂とデザイナー・原研哉による施設のすべてを写真で紹介する。
兵力わずか四千の毛利元就軍が二万八千の陶晴賢軍を打ち破った「厳島の戦い」。名勝負の陰には壮絶な人間ドラマがあった。毛利元就と弘中隆兼の対照的な2人の武将を通して人間の矜持を問う歴史巨編。
いつもは、書庫にある本の登場です。
幸せになりたかった。ただそれだけを願っていた…。保険外交員を殺害した男と、彼に出会った女。加害者と被害者、それぞれの家族たち。群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ。悪人とはいったい誰なのか。
ほんとは二人ともベストの相手がほかにいるんだ-。愛するべき真の相手はどこにいるのだろう? 「恋愛の本質」を克明に描き、さらなる高みへ昇華する。